ソープカービング初級コースのご紹介 後半

ソープカービングメニューのご紹介

笑顔あふれるレッスンが自慢石鹸彫刻の立体の45種類を習える教室カービングプラスです。

こんにちは、カービングプラスの記志江(きしえ)です。

ユーチューブで撮った動画を並べましたが、はじめのころの動画なので、今見ると怖いですね。実際はもっと天然で気楽なキャラクターです。と、はじめに言い訳をさせてください(笑)

 

引き続き初級メニューをご紹介します。

薔薇とつぼみ


薔薇の次に学ぶ課題、バラとつぼみです。
レリーフ彫りと立体のバラのつぼみの彫り方は全く違います。
レリーフ彫りの蕾は、薄く花びらが重なっている感じが表現できるといいですね。
これも人気のメニューです 。

なみなみの練習


カービングナイフをくるくる回しながら横に進めていくと ギザギザの模様ができます 。
ギザギザの模様も作り方でいろいろ変化があります。
この時に初めて『なみなみ、ギザギザ』と言われる模様の彫り方を習います。 左斜め上からと右斜め上から2方向からのなみなみを作るという課題です 。
それを丸く彫っていき、最後に葉を2枚作って終わりになっています。

なみなみのお花


バラのお花かなと思われるかもしれませんが、よく見ていただくと花びらが『なみなみ』でできています。
このひとつ前の課題で習ったなみなみを丸い形にして、薔薇のようなお花を彫っていくという課題になっています。
花びらは何枚でもいいですよと言っているんですが薔薇を習った後なので大体5枚で仕上げる方が多いです。
なので『なみなみのバラ』と呼ばれる方もいらっしゃいます。
葉をなみなみで彫れようになると、とても早く葉が彫れるようになります。
ポイントがいくつもある課題なので、楽しんで彫っていただきたいと思います。

中心を長く彫る


この課題はタイに居た時に『プッターン』と呼ばれる彫り方だと思うんですが、確認できないので今は『プッターン』と呼ばずに『中心を長く彫る』と呼んでレッスンに取り入れています。
右利きの人は左から右に向かって一気に彫るんですが、先を尖らせる方法のひとつです。
花弁の先を尖らせる時に右からと左からで中心を合わせるという方法もありますが 、この課題のように左から右に一気に彫った方が先が尖りやすいです 。そして早いです。
一方向だとスイカなどを彫る時も、すいかをくるくる回しながら向きを変えずに彫ることができます。この彫り方が上手にできるようになると、葉を彫る形が綺麗になります。

花2つ


お花を二つ重ねるという課題になります。
基礎をやってきて後半の方になりますが 花を重ねる時の注意点も、やってみないとと分からないのでここで学びます。
二つの花を重ねられれば三つでも四つでもお花を重ねられるようになります 。
同じお花でも違うお花でも重ねて彫ると豪華になります。
ここで学んだことが中級上級と進んだ時に役に立ちます。

ポイントの1つ目はは重ね方です。
2つ目のポイントは重なったところにお花があると想像しながら彫る事です 。
重なった花の下に花びらがあるって言うことを意識しないとものすごくおかしな形になる場合があります。
そのことが何も言わなくてもわかるかたと、説明しても理解しにくいかたと極端に分かれるので面白い課題でもあります。

ミニアレンジ


カービングプラスの基礎メニュー一番最後の課題になります。ミニアレンジです。
これは立カービングフラワーの一番初めのメニューと同じです。

なぜかと言うと立体カービングフラワーは他の教室から習いに来る方もいらっしゃるので、このミニアレンジをやっていない方がいるからです。
簡単なアレンジですが 、お教室によってやり方は様々ですので一度カービングプラスのアレンジ方法、切り出しのバラの彫り方を学ぶといいと思います
カービングクラスのかたが立体に移動された時はもうすでにミニアレンジをやっているので立体に移動した時は少し内容を変えて課題にしています 。ですからカービングプラスでソープカービングの基礎を学んで立体カービングフラワーに移動された方でも同じ内容を習うということはありません。

このアレンジはリクエストが多くて、一度習った方がお家に帰ってもう一度やりたいと思ったとか、プレゼントしたいからという理由でキットを買われる方もいらっしゃるし、一人で作るのはまだ不安だという方はもう一回習われる方が多いです 。
一回だけしか習っていないということは、不安もありますので、そういうリクエストもご遠慮なく言ってください。リクエストにいくらでも応じる事ができます 。

カービングの基礎メニューについて


カービングの基礎というものは厳密に定義されているものではないです。
お教室によって内容は千差万別です。

私が基礎と思っているものはタイに住んでいた時、ボイスホビークラブで習った初めの50時間のメニューの中で、これは基礎的な動作だよなと思ったものをピックアップしてベースにしています。

大きく分けると『ダリア』『ジニア』『キンセンカ』『バラ』『なみなみ』を、基礎の彫り方としています。
私がタイにいた頃は、ハートなどはメニューにありませんでしたので基礎の中にはハートは入れていません 。
S字やくるり薔薇などもその頃始まったばかりの模様でしたので、基礎のメニューには入れていません。

基礎を学ぶことでナイフの基本的な動かし方をマスターできると言うことが肝心だと思います。
この5種類の彫り方の組み合わせから 、

ナイフをまっすぐ動かす、回して動かす、丸く動かす、
ナイフをゆっくり回す、早く回す、
角度をどうするか
深さをどうするか
ということを頭の中で理解しながら練習していくと早く習得できると思います。

動作を覚えるだけでなく、『なぜ、こういうことをするのか』を、はじめに頭で理解したほうがいいと思っています。

カービングプラスでは入会すると基礎的な動画5本を見られるようになっています。
この基礎の彫り方以前のもっともっとベーシックな内容です。(笑)

それほど基礎的な彫り方、基礎的なナイフの動かし方は大事だと思っています。

他のお教室の方がこのメニューを見てきっと一度でもやったことあるデザインは彫る事ができると思いますので、こういう風なデザインもあるんだなと思ったら、是非真似をして練習をしてみてください。

カービングプラスでは YouTube やインスタで彫り方動画も公開しています。
是非参考にされて、皆様のカービングライフのお役に立てるといいなと思っています。

ひとまず体験会に行ってみよう

まず、実際に体験してみてください。そこからがスタートです。