ソープカービング作品の写真をスマホで撮る3つのポイント
スマホで写真を撮る
暑くなったり、寒くなったり、気温差が激しいですね。体調管理に気を遣う、カービングプラスの記志江(きしえ)です。
最近、教室でよく聞かれることは、作品の写真の撮り方です。
スマホのカメラのアプリの性能はとても良いので、一眼レフや高級なカメラを持っていなくても綺麗に写真が撮れます。
スマホのカメラ機能はそれほど差はないのに、うまく取れないと感じるのは、構図が良くないことが多いです。
動画でも言っていますが、私もきちんと写真を学んでいるわけではありません。
ですが、生徒さん達が知らない事をいくつか知っていましたので、それを今日は皆さんにシェアします。
ソープカービング作品をスマホで写真を撮るときの3つのポイント
1)グリッドを使う
2)明るさを調整する
3)背景に気を使う
動画で一部実物を見せながらしゃべっているので、こちらもどうぞ。
グリッド線を使う
私のスマホは、 iPhone なのですが、カメラの設定でグリッド線というのがあります。
これを使うだけで随分写真が綺麗になります。
まず、グリッド線を使うと写真が斜めになるのを防げます。
iPhone の場合は 設定に行きカメラ をタップし、グリッド線をオンにしてください。
カメラに戻ると三分割の交差された線が出ています。
Android の場合はグリッド線が、あるものと搭載されていないものがあるようです。グリッド線を出す方法は、機種ごとに検索して調べるといいかもしれません。
斜めに写真を撮ると違和感を感じることが多いので、水平に物を撮った方が落ち着きます。
グリッド線をガイドにして壁の横線だとか机の横線を意識すると平行にしやすいです。
わざと斜めに撮る事もあるかもしれませんので、いつも水平でなくてもいいのですが、無意識に曲がっているのを編集するより撮影時に気を付けたほうがあとで楽です。
グリッド線の一番いい所は、交差している交点です。
線の交差しているところを自分が一番移したいところに置くようにスマホを構えるとそれだけでかっこいい写真が撮れます。写真で一番撮りたいところたいところを交点の上に持ってくると、真ん中に作品を置くよりもかっこよくなります。
ソープカービングを一つだけ取るときは 真ん中に置くのではなくグリッドの線を使ってちょっとずらすだけで感じが変わります。
実際にこのように使います。
明るさを調整する
私はライトを上手に使えないので、できるだけ自然光で明るい光のある時に写真を撮っています。
「窓側でレースのカーテン1枚ぐらいの明るさで写真を取ると良い」と言いますので、その通りにしています。その上自作のレフ板を使うようにしています。
パネルを買ってきて2枚合わせるだけで自立しますのでとても便利です。動画で実物をお見せしています。
レフ板を使わない場合
レフ板を使った場合
明るく撮る場合は白のレフ板を使いますが、暗く撮りたい時は黒のレフ板があるといいです。暗く撮るのはなかなか難しいので、私はちゃんとした写真はプロのカメラマンにお願いしています。
写真を撮る時に iPhoneの場合は、 一番取りたいところをタップすると明るさを自動的に調整してくれます。
全体的に暗いなと思う時はiPhoneを触ると明るさを調整するマークが出てくるのでそれをスライドさせて明るくしたり暗くしたりすることができます。
この機能も意外に知らないようなので是非使ってみてください。
Android の場合はやり方が違うと思いますので、グリッド線同様に、「機種名 写真の明るさを調整」と検索すれば機種ごとに方法が出てくるかと思います。
背景に気を使う
生徒さんがレッスンが終わった後、自分の作品の写真を撮っているのを、時々見ることがありますが背景を気にしない人がいます。
後で加工をする場合はそれでかまわないのですが、そのまま写真を人に渡す時に送ったりする時は背景を気にした方が手間が少ないです。
どういうことかと言うと、カービングの作品を撮るときに画面の端の方を気をつけるということです。
例1
例2
余分なものが周りにある時は、それがカメラの画面に入らないようにして写真を撮る、もしくはそのいらないものを片付けてから写真を撮る。
そこに気をつけるだけで写真はかっこよくなります。
もっと基本
それから一番肝心なことですが、カメラのレンズが曇っていると綺麗に映りません。ピンボケだなと思ったらカメラのレンズを拭いて見てみてください。そして、フラッシュは基本オフにしておいてください。
構図や配置で写真は変わってきますが、インターネット検索すれば、写真の構図に関する、基本的なことは 色々出てくるので1回調べてみるといいと思います。
取りたい物を置いてスマホを構えて構図が決まったら 一番取りたいところタップして、ピントがあったのを確認してから写真を撮ります 。
ご自宅に持って帰る間に作品の花びらが1枚取れる、なんていうこともあるかもしれませんので、作品が出来たとき一枚写真を撮っておくといいですよね。
カービングプラスでは写真撮影しやすいお部屋もありますし、撮影用の小物もたくさんありますので、是非、作品の写真を撮ってからお帰りくださいね。
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