まず、頭で考える。
ダリアの方がお二人。ピースアの方がおひとり。彫り下げの方がおひとり。
このお写真のダリアはデザインが違いますが、同じダリアでも本当に違いますよね。
彫り方についての教え方は人によって違うと思いますが、
私は見本と全く同じに彫らなくていいと思っています。
彫り方はいっしょですよ!!!
でも違うんです。
これはカービングの経験者はよくわかると思います。
まず、同じ彫り方をしても、なぜこれほど違うものになるのか、
ということを説明します。
で、言葉で納得、頭で納得していただきます。
見本と同じように彫る、って大事なことなんです。
うちのお教室で使う石鹸は、自由に選んでいいし、
形も、大きさもいろいろなんですね。
となるとイメージも違うし、
ダリアはたいてい一番初めに習う彫り方なので、
ナイフに慣れていない。
そうすると、
ここは何ミリ、ふかさは何ミリ、完全に丸く、
なんて注文をつけられたら、いやになっちゃうと思います。
私は、「楽しみながら、続ける」、ということを第一に考えています。
なので
結構自由。
ナイフに慣れてから、真似をきっちりしましょう。
真似られる、ってことは作品をどうやって作っているか
道理がわかるってことです。
その道理の通りにナイフをうごかせるか、
ってことです。
と、すると、ナイフを自由に動かせるようにある程度なってから、
見本とまったく同じように彫る練習をすればいい。
難しい、と思わずに挑戦してみましょう。
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