ソープカービング初級コースのご紹介 前半

ソープカービングメニューのご紹介

笑顔あふれるレッスンが自慢石鹸彫刻の立体の45種類を習える教室カービングプラスです。

こんにちは、カービングプラスの記志江(きしえ)です。

 

初級コースのメニューをご紹介します

動画の後に同じ内容を文字で書いてありますので動画を見たくない場合や音が気になる場合は文字情報だけを選んでください。

ダリア

ソープカービングクラスの初級で一番初めに習うメニューはダリアです。

どちらのお教室でも初めの方に習う課題です。
基本の要素がたくさん入っていて、まっすぐにナイフを入れるとか、真横にナイフを入れるという動作が中心です。
どこのお教室でも大体お花のような形で彫ることが多いと思います。

応用編として立体カービングもあります。第5回作品展の時の講師作品で展示しました。
ソープカービングのダリアとこの赤いお花の彫り方は同じです。
少し変えると違うもののように見えます。

カービングプラスは四つの彫り方を基礎としています 。
一番初めにダリアを彫ります。
その中で直線のナイフの使い方をマスターしてもらいます。 2回目に「葉」のメニューがあります。
これはダリア と同じ彫りかたです。

左と右にナイフを倒して V カットの練習もします。
ナイフが合えば真ん中が取れて V カットになります。それで溝ができる、ということです。そういう基礎的なことをひとつひとつ学んでいきます。

初級のデザインはお花の周りに葉を彫って終わらせるというパターンが多いので、「葉」を習うとこのあと、いろいろな「葉」を彫れるようになるので2回目に「葉」のカリキュラムを入れています。

ダリアの花芯

カービングプラスでは基礎の彫り方として、四つの彫り方をレクチャーしています。
一番初めにするのがダリアですが3度目で「ダリアの花芯」という課題があります。
1回目2回目3回目のダリアで何が違うのかと言うと 、初めて「花芯」というものを作ります。「花芯」は、花を作るきっかけになるところです。この「花芯」が上手に作れると花芯の中側を彫って、外側を彫る、というように違う模様も彫れます。
ほぼ中央に、丸い「花芯」からスタートすることが多いです。

「花芯」がうまく彫れると、その後とてもスムーズにお花の模様が彫れるようになります。
「花芯」はなかなか難しくて、時々イベントで「花芯特訓」というのをしています。
見えないところでナイフの刃を合わさなくてはいけないので、簡単ではないのですが、数をこなすという事と、ポイントを理解すれば、上手に出来るようになります。

この課題の他の部分は、ダリアの彫り方で変わらないので、皆さんお家で練習もされますし、だいたいできるようになっています。
基礎中の基礎なので、はじめからゴミのないように彫り、綺麗に仕上がる事を目標にするとそれ以降の課題にもつながっていくと思います。

丸い花びら

カービングプラスでは、初級メニューの四つの彫り方の中で、丸く彫る彫り方のうち、一番初めにするデザインはこちらこちらになります。

内側は「ジニア」と同じように彫りますが、初めてですので、それまで「ダリア」でまっすぐ、まっすぐ、真横、というナイフの使い方をしてきましたが、大きく変わって、ナイフを回すという動作になります。
ダリアとはナイフの使い方が違うので、少し難しく感じるところです。
途中まで「ジニア」の彫り方で、花芯は低めです。
花芯の内側の花びらは「ジニア」の彫り方です。初めてなので疲れるところです。
なかなかこれが難関で1回目の壁かもしれません。

これを乗り越えると、薔薇に繋がったり曲線を使えるようになりますのでこの先で、ハートだとか S字 というデザインや色々な模様が彫れるようになってきます。真っ直ぐ(直線)だけだと美しくないのでこういうメニューもだんだん入っていきます。

ジニア

ジニアは丸い花びらになります。ナイフの刃を 回すという動作が入ってくるので、なかなかうまくいかないかたも多いです。
ダリアで、まっすぐや真横など、直線を使うような動作だったのが、丸いラインに変わっていくところです。
お教室によってカリキュラムの順番は違うですが、カービングプラスではダリアの次はジニアの丸い花びらの順番になっています。

きんせんか

カービングプラスでジニアの次に習うのはキンセンカです。 ジニアの丸い花びらを2回つなげます。
一枚の花びらの中で、ナイフを2回まわして、丸が二つくっついた形になりますので、ハート型の花びらになります。
これもどちらかというと、できる、できないの差が大きいようで、ここで思うようにナイフが動かずに、気持ちが沈むかたと、「できた」と喜ぶ人と二つに分かれることが多いです。
難関のところですが、皆さん頑張って挑戦しています。(1回の授業でできなくでも必ずすぐに 彫れるようになりますので。ご安心を)

薔薇


初級コースの中に入っている薔薇です。薔薇に関しましては彫り方の動画を全部公開しています。 是非動画をご覧ください。
カービングプラスの薔薇の特徴としては、外側の花びらを3段にして3段目を下に向くように彫るということです。
花芯の彫り方も、薔薇の花びらの彫り方も教室によって様々です。違いはとても分かりやすいです。
花びらの重なりも違ったり、花芯の彫り方も内側から彫るのが普通という教室も多いです。
私がタイで習っていたボイスホビークラブでは花芯はほぼ外側をとってスタートするやり方だったので私も花芯は外側からカットすることが多いです。
ブログにも薔薇の彫り方は書いていますので、是非ご参考にされてください。

基礎は大事

ソープカービングは道具がナイフ1本のため、ナイフの使い方一つで綺麗にもゴミだらけにもなります。

始めてすぐの方は新しい技術を習うことで精一杯ですが、しばらくカービングを習っている方も、時々基礎に戻って振り返ると上達の手助けになると思います。

ソープカービングを彫っていてうまくいかないなと感じた時は、必ず基礎に戻ってもらいたいと思っています。

 

ひとつひとつ何をするためにどういう風に動かすということを理解しながら学んでいくと人に教えるときにもとても役立ちます。

カービングプラスのソープカービングの初級メニューを紹介してきました。さらに後半に続きます。

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まず、実際に体験してみてください。そこからがスタートです。

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